密造！　偉人伝説！

セフィロスの伝説はこのように語り継がれる・・・

セフィロスはJavaで書かれている。

勇者セフィロス、ついに竜王を倒す。
レベルは6、装備はこん棒、布の服、地下足袋だった。

14歳、どどん波を修得した。・・・が全ての指から出せたため「ジオング」のようだった。

以下3行検閲削除
********************
**********
************************************そんなのは、まだ序の口であった。

セフィロス、象に乗って裏山を越える。その示威効果は抜群で、生徒会長に就任する。

19歳のとき、太乙真人に見出され、仙人界へ。那托顔負けの宝貝人間となる。

「セフィロスが来るよ！！」。
泣く子を黙らせるのに華南地方でよく使われる言葉である。

そんなことは簡単に予想がつくと言えばそれまでだが、本当に素晴らしい。

後続が地下深くの水槽で養殖されていることは、誰もまだ知らない。
これがいわゆる量産型「セフィロス」である。レプリカントとは大きく異なることを付随しておく。

21歳の時、東京タワーに繭をかける。見よ、華麗なる変身！いや変態になってしまった。

24歳のＸｍａｓの夜、やっとこ火星に到着する。が、火星人にちくちくイジメられ、
泣く泣く故郷の大阪十三に帰る。英雄の凱旋のハズが、負け犬の帰還となった。
もう無理はするな、セフィロスくん。

おお、セフィロスよ、よくぞ戻ってきた！
セフィロスが次のレベルに上がるには、あと42380336の経験が必要じゃ。

その者35歳、剣と言うにはあまりにも大きすぎる鉄塊を背負って、人外の物々への復讐のため旅立つ。

44歳の時、下手くそな歯医者に歯茎を削られてしまい「あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた」
と心の中で叫ぶ。危うく北斗神拳を極めるところだった。

朝、目が覚めるとタフグリップで天上に貼り付けられていた。42歳の秋の出来事である。

がんばれ高橋！がんばれ佐藤！がんばれ山田！がんばれ田中！がんばれセフィロス！

45歳の時、足の裏が未知の蛍光物質で組成されていることを発見する。
あまりうれしくない。

48歳のころ、ブルーリボン賞が与えられる。

55歳の時、サイキック能力に目覚め、髪型が人間を超える。

伝説があまりに当たっていたため、自分の人生について思い悩むセフィロス、56歳の春であった。

セフィロスは58歳のころ、キャベツが脳に見えて大混乱した。てんやわんやさ。

59歳の時、ためしにネコ耳にしてみる。

さすがはセフィロス。かわいいぞセフィロス。

いまさらになってポケットモンスターセフィロスバージョンが発売される。
続編も出るようだ。

実は、この時期の大国間の軍事バランスはセフィロスの手によって保たれていた。

63歳の時に、ようやく「しろまどうし」が「城魔導師」ではないということに気付く。

68歳、ついに眉毛がつながってしまった。

69歳の時、桂小枝と共に「セフィロス＆小枝探偵事務所」を設立し
「セフィロス探偵」と呼ばれ、ちょっといい気になる。
世界の“パラダイス”探しに奔走するが、わずか2日で倒産。

73歳のときに実は女だったことを知るが、面倒くさいので男として生き続けることにした。

リセットを押さずに電源を切ってしまったため、勇者セフィロスの冒険の書は消えてしまった。

←もどろっか